海外旅行中のトイレ、何か対策されていますか!?日本で当たり前のウォシュレット、海外ではその常識は通用しないんですよね。
日本の常識は、海外では非常識ですからね。今回、体のあまり良くない母も同行の旅行なので、そのため携帯ウォシュレットを購入する事に。
TOTOの携帯ウォシュレット「YEW350」を実際に使ってみた感想をお伝えしていきたいと思います。海外で快適なトイレライフを!「携帯ウォシュレット」の購入を検討されている方のヒントになりましたら幸いです。
TOTOの携帯ウォシュレット「YEW350」を使った事で、感じたこと
海外で「携帯ウォシュレット」を使った結果
「携帯ウォシュレット」ひとつだけで、ここまで差を感じられました!
本当に快適だったんです!有るのと無いのとでは雲泥の差!
海外で、この安心感と快適さ...かなりの感動モノですよ。ウォシュレットがない場所で、使ったからこそ感じられる、ウォシュレットのありがたみです。
今まで、海外のトイレで、固い紙と過ごしてきた僕からすれば、「もっと前に気づいておけよー!」と後悔してしまうレベル(笑)その位この携帯ウォシュレットは凄かった!旅行では、もう手放せない存在です。
旅行先でウォシュレットが無いと、どんな状態になるのか・・・
海外旅行先では、基本トイレにウォシュレットがないのがほとんどです。もちろん日本国内の旅行先でも、ウォシュレットがない場所も多数存在します。
そんな時、ウォシュレットが当たり前だと思っている人間からすれば、ウォシュレットが無いだけでかなり焦りますし、少々嫌な気持ちでトイレを済ませることになります。
旅行中、ウォシュレットが無い状態で、過ごすことはできます。でも、紙だけで過ごしていくと....、旅行終了時には、お尻にかなりダメージを受けた状態で帰省する事になってしまうんです。
実際に、下記のような調査が報告されています。
■ 9割の人がこだわる「衛生面」、それでも行ってから戸惑う「トイレ環境」
男女問わず旅先でも大事にしたい衛生面、ホテルも四つ星ランク以上を予約する人が多いものの、衛生面の整備がされておらず戸惑いを感じる旅行者も多い。また衛生面と関連し、シャワートイレがなくて困ったという旅行者も多い。
■ 女性より男性の方がトイレにこだわる!? 日本では当たり前のシャワートイレがなくて「困った!」
年代が上がるにつれてシャワートイレは欠かせないアイテムで、60代では約半数の旅行者が困った経験をしている。またすべての年代で、男性の方が女性よりもシャワートイレにこだわる人が多い結果となった。
日常的にシャワートイレを利用し習慣化している人にとっては切実な問題であることが浮き彫りに。
これだけ、日本人はウォシュレットが当たり前に思っている方が多いってことなんですよね!僕もその一人なんで、よく気持ちが理解できます。
TOTOの携帯ウォシュレット「YEW350」の使い方などをお伝えします
TOTOの携帯ウォシュレット「YEW350」の商品の中身は、こんな感じです。説明書の他に、専用のポシェットが付いています。実はそのポシェットの先端部分を使って電池を開閉できるんです!
こちらが「YEW350」本体です。手のひらより、少し大きめなサイズです。
まずは、電池を入れましょう。本体の背面の『I字』部分にポシェットの先端部分を差し込んで、回して開けましたら、ここに単三電池を入れて再度閉めます。
つぎに給水の準備です。こちら側を開けていきます。
開けた状態です。
フタを開けたら、本体を下記のように横に伸ばして下さい。
(画像ではフタは閉じていますが、フタを開けたまま伸ばして下さい)
ここから給水して、そしてフタを閉じます。
つぎにノズルを下記のように伸ばして下さい。ここまでできたら準備完了です。
あとはこの面を上にして、患部に向けて設置。
「押す」というボタンを押せば、水が上にでてきます。
先端のノズルをひっぱって、さらに引き伸ばすと、水圧を「強」にできます。
説明書の通りに進めて使ってみました。準備から実際の使い方まで非常に簡単でしたね。電池を入れて、給水のフタを開け、タンクを引き伸ばし、水を入れて閉じる。あとはボタンを押すだけ。
で、実際の使用感はと言うと、このくらいの水圧があれば旅行先では十分すぎる位!と感じた水圧でした。もちろん電池でなので、トイレについているウォシュレットに比べたら水圧は落ちます。
- 旅行先で使うには、十分すぎる位の水圧!
- これがあれば、どこに旅行に行っても安心してトイレで過ごせる!
実際にトイレに設置されている電動ウォシュレットとは、違うので、その点は理解しておいたほうがいいです。そもそも設計上、電池を使うものと、電気を使うものでは、威力が違いますからね。
それにしても、携帯ウォシュレットのおかげで、かなり快適なトイレタイムを過ごすことができました。これひとつ、スーツケースやバッグに入れておけば貴方をサポートしてくれます。
携帯ウォシュレットを選んた基準
携帯ウォシュレットって、探すと色々な種類ありますよね。手動~電動タイプまで、どれが一番快適で使いやすいのか!?正直迷いますよね。
僕が実際、携帯ウォシュレットの購入を決めるまで、迷いながらどうやって選んだのか!?それについてお話していきたいと思います。
携帯ウォシュレットが日本製かどうか?
ウォシュレットが生活に根付いている国って日本ですよね。であれば、日本製を選ぶのが正解だと思うんですよね。だって、ウォシュレットを使う習慣が根付いた日本ですから。
そしてその日本の会社が作った、その商品。それなら、使う人の事を熟知した設計になっているはずだと思ったんです。
逆に、文化的にウォシュレットが根付いていない他の国のメーカーが作ったものって...、なんか疑問を感じるんですよね。不安な感じ。。
ウォシュレットの事、わかってるのかな??って…。だから細かい部分のニュアンスや品質は、日本より劣ると思ったんです。その上で、まず選ぶ基準の1つ目が日本製かどうかです。
注意点
注意点として、Amazonで販売されている中国製は、なるべくやめたほうが良いです。全部と言いませんが、サクラレビューばかりの商品が多いですからね。
サクラレビューばかりだと、良いレビューの比率が高く、本当の購入者のレビューがどれかわかりづらいんです...。
携帯ウォシュレット選ぶなら、手動か電動か!?
ものすごく低価格なのが、手動タイプの携帯ウォシュレットで、逆に高めなのが、電動タイプです。手動タイプでよく見られるタイプが、ペットボトルのような形状で、そこから給水するタイプです。
実際に使う時は、手でボトルを押し込めて、水を出します。押す力によって、水圧が変わるので、水圧は安定しないし、弱めになる事が多いと考えられます。
電動タイプは、そこまで説明不要ですが、ボタン1つ押すだけで、水を出すことができます。さらに水圧のほうも強めですし、電動タイプなので、安定して、水を出すことができます。
商品を探していた時、価格面で手動タイプに惹かれた瞬間がありましたが、すぐに選択肢から外しました。というのも、手動だと水圧がかなり物足りないと判断したからです。さらに、トイレで手でボトルを何度も押すのが面倒だと感じたんですよね。
電動でも水圧は問題ないレベルなのか?
さて、手動か電動かまで絞り込めました。じゃあ、電動だけど水圧はしっかりしているのか??僕が心配していた点はそこでした。
電動タイプの携帯ウォシュレットは、安くはないです。だから買ってみて...あれ?全然使い物にならないじゃん!ってなるのだけは避けたかったんです。
そこで、僕は電動タイプの口コミを水圧に絞り込んで、隈なくチェックしていくことに。
実際、見ていくと…
水圧は問題ないという意見もあれば、水圧が弱いという意見もありました。この両方の意見、正直迷いますよね。基本的に、人はそれぞれ感じ方が違いますからね。
その中でもこのレビューがしっくりきたんです。
出典:amazon.co.jp
「通常のウォシュレットの高水圧に比べたら、落ちるけど、その8割り程度の強さ」という意味の表現。そうか!なるほどーと感じたんです。
そもそも通常のウォシュレットと同じ水圧を、携帯型で求めている自体、無理があるんだと…気付かされたんです。
だって、携帯ウォシュレットが、通常のウォシュレットとほぼ一緒だったら、それはそれでびっくりじゃないですか!しかも、通常のウォシュレットの数分の一の金額で購入できたら、おかしいし。
携帯ウォシュレットは、通常のウォシュレットと比べたら、水圧は落ちるけど、でも十分使えるよ!と認識し、電動タイプでも大丈夫だな!という確信に変わったのです。
ですので、この時点で電動タイプの水圧は、僕の中ではクリアした感じです。
僕が最終的に2つに絞り、悩んだ商品とは
最終的にこの2商品まで絞り込み、悩みました。それがTOTOとパナソニックです。いやーこれは本当に迷いましたよ!甲乙つけがたい感じ。
日本を代表するメーカー
どちらも日本を代表するメーカーですよね。まずTOTOといえば、トイレの老舗メーカーですよね。幅広い層に使われていますし、公共機関でも見かけることも多いですよね。
ちなみにうちの住まいも前の住まいもTOTOでした、奥さんのこだわりがTOTO一択だったので、そうなっています(笑)
で、パナソニックの一般的なイメージって家電メーカーってところですよね。でもパナソニックもトイレにも力を入れているメーカーだったんです。
パナソニックがトイレ関連事業をしているのを知らなかったので、当初は正直どうなのか...と思っておりましたが、色々調べていると、日本のトイレシェアの中でもパナソニックのシェア割合は大きかったんですね。
ウォシュレットで一躍有名になった商品が「アラウーノ」という商品です。
じゃあ、この2つからどうやって絞ったのか?
比較するとなると、機能・使い方の違いや口コミですよね。ですので、そこから比較していくようにしました。
TOTOの使い方とパナソニックの操作性や見た目の違い
基本的には、そこまで大きな違いはありません。実はパナソニックのほうが、少し優れた点が、アタッチメントを付け替えると、ペットボトルも装着できるんです。
TOTOは、本体+水だけでのみ操作可能で、見た目が少し大きめに見える。付属品として、専用の収納ポーチがついてきます。
パナソニックは、本体+水以外に、ペットボトルを別途装着して使うこともできる。スリムな形状で、こちらは、専用の収納ポーチはついていません。
- 本体のみで操作
- パナソニックに比べたら、大きめなデザイン
- 専用の収納ポーチつき
リンク
- 本体のみで操作のほか、ペットボトルを別途装着しても使うことができる
- スリムなデザイン
- 専用の収納ポーチなし
リンク
使える用途が広めなのは、パナソニックになりますね。
水圧の違いはどうなのか?
これも、口コミを見て分析するしかありませんでした。パナソニックでは、水圧が弱めという言葉がちらほら見えました。また、TOTOのほうも水圧が弱いという口コミもございました。
正直迷ってきましたね。。よくよく見ていると、どちらも同じくらい、水圧が弱いと回答されている意見があります。
でも、そういう方の意見の基準って、通常のウォシュレットが基準んになっているんですよね。だとすると、TOTOもパナソニックもそこまで大きな違いはないかなと感じました。
そこで、このレビューが目に止まりました。
出典:amazon.co.jp
タンク容量、そして吐水量ともTOTOのほうが少し上なんですよね。僕としては、吐水量を重視したかったです。つまり水圧が数値的にTOTOのほうが上ってことなんですよね。
この時点で、TOTOに決めようかなと...かなり気持ちが傾いてきた状態です。
最後に、僕の心を動かした口コミはコレでした。
最終的に、僕の心を動かした口コミを見つけることになります。それがこれです。
出典:amazon.co.jp
僕の決定打はこれでした。というのも、母の体が悪いため、パナソニックのスイッチが押しづらいなら...と思い、TOTOに決めることにしたんですよね。
おそらく水圧などは、そこまで大きな違いはないと思ったんですよね、あとは使いやすさを重視して決定しました。
TOTOもパナソニックも使う方の目的次第!
TOTOもパナソニックもどちらも良い点は、感じられました。TOTOには、TOTOの良さもあるし、パナソニックにはパナソニックの良さもあります。
でも、正直迷っちゃいますよね...、そこで下記のようにわかりやすく分類してみました。
- 少しでも水圧が高いほうが良い
- TOTOが好きな人
- スリムで、おしゃれなアイテムとして、スーツケースに忍ばせたい
- かなり大容量の水が必要な方
是非、検討材料として、ご参考にしてください。
まとめ
さていかがでしたでしょうか?楽しい海外旅行、トイレ事情の悩みもひとつ減らしたいですよね。そのために、やはり携帯ウォシュレットは、マストアイテムだと思います。ほんと、いままで持っていなかったのが悔しいです。
- 海外旅行で「携帯ウォシュレット」は必需品
- ウォシュレットがないと、お尻がダメージを受けている可能性が非常に高い!
- 日本製の携帯ウォシュレットを選択するべき!
- 旅行で良好なトイレ環境を作るには、「電動」を選択すべき!
- 「携帯ウォシュレット」は通常のウォシュレットに比べたら、水圧は落ちるけど、十分な水圧を感じられるレベル!
- 本体のみで操作
- パナソニックに比べたら、大きめなデザイン
- 専用の収納ポーチつき
-
タンク容量・吐水量はパナソニックより上
- 少しでも水圧が高いほうが良い方向け
- 本体のみで操作のほか、ペットボトルを別途装着しても使うことができる
- スリムなデザイン
- 専用の収納ポーチなし
- スリムで、おしゃれなアイテムとして、スーツケースに忍ばせたい
- かなり大容量の水が必要な方向け(ペットボトルを装着して大容量で操作可能)
実は、携帯ウォシュレットって、旅行だけだと思っていたのですが、そうじゃなくて...実は介護現場とか、登山の方が使ったりとか、幅広い用途もあるようです。この発見は驚きでしたね。
是非、ご旅行が決まっていたり、これから決めるという方、携帯ウォシュレット選びの参考にしていただければと思います。